こんにちは、コピーライティング専門会社・ワードメーカー株式会社の狩生です。
ホームページやランディングページを作り込んでいるのに、なかなか問い合わせが増えない。
そんな悩みを抱えていませんか?
サービスの特徴も書いている。料金も掲載している。問い合わせボタンも目立たせている。
それでも反応がない場合、足りないのは「説明」ではなく、「信頼」かもしれません。
最近、ホームページのアクセス状況や問い合わせに至るまでの動きを見ていると、見込み客はLPだけを読んで判断しているわけではないことが分かります。
会社概要、代表者プロフィール、実績、お客様の声、Google口コミなどを確認しながら、
「この会社に相談して大丈夫だろうか」
「本当に実績があるのだろうか」
「売り込まれるだけではないだろうか」
と慎重に判断しています。
今回は、なぜLPだけでは問い合わせにつながりにくくなっているのか、そして、ホームページにどのような信頼情報を加えるべきなのかを解説します。
LPは営業マン、会社概要は身分証明書
LPは、優秀な営業マンのようなものです。
商品の魅力を伝え、悩みを整理し、解決方法を提示して、問い合わせへと案内してくれます。
ただし、どれだけ営業トークが上手でも、名刺を出さず、会社名も所在地も分からず、過去の実績も見せてくれなければ、不安になりませんか?
「話は分かったけれど、本当に信用してよいのだろうか」
と思われてしまいます。
LPが営業マンだとすれば、会社概要や代表者プロフィールは身分証明書です。
制作実績や導入事例は職務経歴書であり、お客様の声や口コミは第三者からの推薦状です。
営業トークだけでなく、これらの信頼材料がそろって初めて、見込み客は安心して問い合わせボタンを押せます。
見込み客はLPを見たあとに会社名を検索している

特に、コンサルティング、医療、士業、採用支援など、契約金額や心理的な負担が大きいサービスでは、LPを一度見ただけで問い合わせる人は多くありません。
多くの人は、LPを見たあとに、次のような行動を取ります。
- 会社名をGoogleで検索する
- 代表者の名前を検索する
- Google口コミを見る
- 制作実績や導入事例を確認する
- YouTubeやSNSを確認する
- 会社概要や所在地を見る
つまり、LPは問い合わせまでの一本道ではありません。
見込み客は、いったん脇道に入り、会社の周辺をぐるりと見回してから戻ってきます。
住宅を購入するときに、モデルルームだけを見て決める人が少ないのと同じです。
施工会社の評判を調べたり、周辺環境を確認したり、過去の施工事例を見たりしてから判断します。
ホームページも同じです。
LPの文章だけではなく、会社全体から伝わる安心感が、最終的な問い合わせを左右します。
なぜ信頼情報が以前より重要になったのか
信頼情報の重要性が高まった背景には、インターネット広告の増加があります。
現在は、Google、Instagram、Facebook、YouTubeなど、いたるところで広告が表示されます。
その結果、利用者も広告に慣れています。
「良いことだけを書いているのではないか」
「広告用に作ったページではないか」
と、一歩引いて見る人が増えました。
きれいなLPを作るだけでは、以前ほど差別化できません。
生成AIを使えば、整った文章やデザインも作りやすくなりました。
だからこそ、他社が簡単にはまねできない情報が重要です。
例えば、次のような情報です。
- 実際の支援事例
- お客様から寄せられた具体的な感想
- 代表者の考え方
- 会社が大切にしている姿勢
- 支援前と支援後の変化
- 長年の経験から得た独自の知見
こうした情報は、会社が積み重ねてきた「年輪」のようなものです。
表面だけを整えても、同じものは作れません。
よくある問題1 会社概要が見つからない
LPの中には、問い合わせ以外のリンクをほとんど置かないものがあります。
閲覧者を迷わせず、一つの行動に集中してもらうという考え方です。
確かに、無料セミナーや資料請求など、申込みのハードルが低い場合には有効なことがあります。
一方で、高額なサービスや継続契約の場合は、会社情報が見つからないことが不安につながります。
特に中小企業の場合、見込み客は次のようなことを気にしています。
- どこにある会社なのか
- 何年くらい事業を続けているのか
- 誰が担当するのか
- 問題が起きたときに連絡できるのか
- 本当に実在する会社なのか
会社概要は、単なる形式的なページではありません。
見込み客の不安を取り除くための重要なコンテンツです。
LPから会社概要、代表者プロフィール、実績ページへ移動できるようにしておくことをおすすめします。
よくある問題2 実績が抽象的すぎる

「豊富な実績があります」
「多くのお客様に選ばれています」
「さまざまな業種に対応しています」
このような表現だけでは、具体的な実績が伝わりません。
実績は、数を並べるだけでなく、内容を見せることが大切です。
例えば、ホームページ制作会社であれば、完成したデザインを掲載するだけではなく、
- どのような悩みがあったのか
- どのような提案をしたのか
- 何を改善したのか
- その後どのような変化があったのか
まで紹介すると、見込み客が自分の状況と重ねやすくなります。
クリニックであれば、患者さん個人が特定されないように十分配慮したうえで、診療方針やよくある相談、院内の取り組みなどを具体的に伝える方法があります。
実績は、トロフィーを並べる場所ではありません。
見込み客に「自分の悩みにも対応してもらえそうだ」と感じてもらうための材料です。
よくある問題3 お客様の声が短すぎる
お客様の声として、
「親切に対応してもらいました」
「お願いしてよかったです」
「仕上がりに満足しています」
という一言だけを載せているホームページがあります。
もちろん、ないよりはよいのですが、これだけではサービスの価値が十分に伝わりません。
お客様の声には、次の要素があると具体性が増します。
- 利用前に困っていたこと
- 依頼先を選ぶときに不安だったこと
- その会社を選んだ理由
- 実際に利用した感想
- 利用後に変わったこと
例えば、
「ホームページからの問い合わせが減っていましたが、強みを整理してトップページを改善したところ、相談内容が具体的になりました」
という声であれば、どのような価値があったのかが分かります。
お客様の声は、サービスを利用した人が書いてくれる「未来のお客様への手紙」です。
内容が具体的であるほど、同じ悩みを持つ人に届きやすくなります。
Google口コミはBtoCだけのものではない
Google口コミというと、飲食店、クリニック、美容室など、一般消費者向けの事業で重要だと思われがちです。
しかし、最近はBtoBサービスでも口コミを確認する人が増えています。
税理士、社会保険労務士、制作会社、コンサルティング会社、工事会社などでも、会社名を検索するとGoogleビジネスプロフィールが表示されます。
そこで、
- 口コミが一件もない会社
- 具体的な口コミが複数ある会社
が並んでいれば、後者の方が安心感を持たれやすくなります。
サービスの質を、ホームページの運営会社自身が説明するのは「自己紹介」です。
一方で、口コミは第三者による「他者紹介」です。
同じ内容でも、第三者から言われた方が信頼されやすくなります。
口コミは数だけでなく内容も重要

口コミ対策というと、件数ばかりを追いかけてしまうことがあります。
しかし、見込み客が読んでいるのは数字だけではありません。
どのような相談をして、どのように対応してもらい、何が変わったのかを見ています。
無理に口コミを増やすのではなく、満足していただけるサービスを提供し、その感想を自然な形でお願いすることが基本です。
公式サイトの安心感とLPの分かりやすさを組み合わせる
LPと公式サイトは、どちらか一方を選ばなければならないものではありません。
おすすめしたいのは、公式サイトの安心感と、LPの分かりやすさを組み合わせる方法です。
例えば、トップページではLPのように、
- 誰のためのサービスなのか
- どのような悩みを解決するのか
- 他社との違いは何か
- どのような実績があるのか
- 相談すると何が得られるのか
を順番に伝えます。
そのうえで、会社概要、代表者プロフィール、実績、料金、よくある質問などへ移動できるようにします。
これは、入り口は一本道でも、必要に応じて各部屋を確認できる建物のようなものです。
問い合わせを急がせるのではなく、見込み客が自分のペースで安心材料を確認できる設計にします。
クリニックでは「院長の人柄」も判断材料になる

クリニックを選ぶ患者さんは、診療科目や立地だけで判断しているわけではありません。
特に、初めて受診する場合は、
「話を聞いてくれる先生だろうか」
「怖い先生ではないだろうか」
「自分の悩みを相談しても大丈夫だろうか」
という不安を抱えています。
そのため、院長の写真、プロフィール、診療に対する考え方、動画などが重要になります。
医療設備や診療内容を詳しく説明することも必要ですが、それだけでは人柄が伝わりません。
クリニックのホームページでは、建物や設備の写真だけでなく、院長やスタッフの顔が見えることも安心につながります。
信頼は一つのコンテンツではなく、積み重ねで生まれる
問い合わせが増えないとき、キャッチコピーやボタンの色だけを変えようとすることがあります。
もちろん、それらも重要です。
しかし、信頼は一つのテクニックだけで生まれるものではありません。
- 分かりやすいサービス説明
- 具体的な実績
- お客様の声
- Google口コミ
- 代表者のプロフィール
- 誠実な会社概要
- 継続的な情報発信
こうした情報が少しずつ積み重なり、「ここなら相談してもよさそうだ」という判断につながります。
石を一つ置いただけでは橋になりません。
小さな信頼材料を一つずつ並べることで、見込み客が安心して渡れる橋ができます。
あなたのホームページに、信頼の材料はありますか?

ホームページやLPを見直すときは、サービスの魅力だけでなく、次の点も確認してみてください。
- 会社概要へすぐに移動できるか
- 代表者や担当者の顔が見えるか
- 実績が具体的に紹介されているか
- お客様の声に利用前後の変化が書かれているか
- Google口コミが確認できるか
- 問い合わせ前の不安に答えているか
- 売り込みだけのページに見えていないか
説明は十分なのに問い合わせが増えない場合、見込み客はサービス内容ではなく、「信用してよいか」という部分で立ち止まっている可能性があります。
ワードメーカー株式会社では、ホームページやLPの文章を作るだけでなく、会社の強み、実績、お客様の声を整理し、安心して相談できる導線を設計しています。
「今のホームページに何が足りないのか分からない」
という場合は、ホームページ全体を一度見直してみませんか?
ワードメーカー株式会社の無料ホームページ診断では、伝わりにくい点や、信頼を損ねている可能性がある箇所を整理してお伝えしています。


