ホームページを立ち上げたあとは、そこにアクセスを集める必要があります。どんなに良いホームページでも見てもらえなければ意味がありません。ここではホームページへの集客(アクセスアップ)について、3つだけご紹介します。
1.知っている方への告知
まずは、知っている方への告知をするということ。「なんだそんなことか」と思われるかもしれませんが、意外と重要です。私のお客さんでは、それだけで依頼が来たケースがあります。
(特に、企業向けのサービスを提供されている方は適しています)
一度接触していたり、自分の媒体を知っている方は大事にしましょう。やり方としては単純でお持ちの媒体でお知らせしていくだけです。
「こういう人に向けた新しいホームページが完成した」ということをお知らせをしていけばよいのです。「どういうホームページなんだろう?」と見てくれる方が必ず出てきます。
1-1 FacebookやTwitterなどのSNS
Facebook、Twitter、Instagramなどのソーシャルネットワークサービスで告知してください。SNSはつながりを大切にするツールになりますので、宣伝し過ぎることは良くないんですが、ホームページの立ち上げに関して一度ぐらい告知することは問題無いです。
個人的なつながりがある媒体というのは、立ち上げ時には適しています。Facebookの場合は、Facebookページよりも個人アカウントのほうがアクセスが集まりやすい傾向があります。
1-2 ホームページやブログ
今回立ち上げたホームページ以外にすでにお持ちのホームページやブログがあれば、そこでも告知をしていきましょう。関連性があるのであれば、リンクすると良いです。
1-3 メールマガジン
SNSの次に大切なのがメールマガジンです。メルマガを運営されているのであれば、必ず告知しましょう。告知しないほうがもったいないです。
「意外と知られていない」という前提で告知をしていきましょう。
1-4 個別メール
メールマガジンをお持ちでない場合は、知っている方に個別にメールをするのもひとつの手です。ただし、あまり宣伝のような感じになると嫌がられます。
誰でも送るのではなく、関係性のある方に送るようにしましょう。
1-5 アナログ
私のお客さんの中では、ハガキやニュースレターでお知らせした方もいらっしゃいます。アナログ媒体での告知も効果的です。紙媒体からインターネットというのは、アクセスし難いものですが、告知しないよりはしたほうがよいです。
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知っている方への告知に関する主要な方法についてご紹介しました。これ以外にも告知の方法はあります。思い付くものがあれば、さまざまな媒体で告知してみてください。やはり、何かしらの形で一度接触した方は重要です。
2.ブログ集客
ブログの記事を書いて、集客する方法もあります。
「実際にどんな記事を書けばよいのか?」については、当たり前かもしれませんが「ホームページで提供している商品サービスに関連するテーマ」になります。テーマに関連する記事を書いてみてください。
そうすることで、「このブログはこれに関するサイトなんだ」と検索エンジンに認識してくれます。
専門性の高く、コンテンツの質が高いブログは評価されます。
私の例で紹介します。私は「チラシ」に関連するブログを持っています。(複数持っているブログの中のひとつです)
チラシの場合は、
[チラシ デザイン]
[チラシ 印刷]
・・・などが対象のキーワードになります。
ただいきなり大きいキーワードを狙うのではなく、ニッチなキーワードから狙ったほうが書きやすいですし、検索にも引っかかりやすいです。
たとえば、
[チラシ エステサロン]
[チラシ 外壁塗装]
・・・というキーワードになればある程度絞りこまれています。
検索数は少なくなりますが、対象者が明確なので反応率が高くなります。実際、私のブログは上記のようなキーワードで検索にヒットしています。
ヒットしているキーワードが大量にありますのでここでは紹介しませんが、いろいろな記事を書いていくと、複数のキーワードでヒットしていくようになるということを覚えておいてください。
注意しなければならないのは、ただ大量に増やしても意味がないということです。記事が多ければ良いというわけではありません。きちんと内容が伴って無ければ意味がないのです。
内容が伴っているかどうかの判断基準をひとつ挙げると、“対象者視点で書かれているかどうか”です。
キーワードについては、「Googleキーワードプランナー」などのキーワードツールを使って検索してみてください。さまざまなキーワードが出てきます。
「このキーワードで書こう」と思ったときは、実際にそのキーワードで検索してみると良いです。(どのようなライバルページがあるのかを調べるためです)
※ブログ記事執筆の代行も弊社で行っています。
3.リスティング広告
最後がリスティング広告です。PPC広告とも言われます。リスティング広告とは、「1クリック○円」という形で、広告が出稿できるサービスですね。
Yahoo!やGoogleで検索を行ったときに、上・右などに出てきます。もしくは、レンタルブログなどに表示される広告もリスティング広告です。
おもなリスティング広告を提供している会社は以下。
●Googleアドワ―ズ
●Yahoo!プロモーション広告
他にもリスティング広告を提供している会社はありますが、とりあえず上記の2つで大丈夫です。余力がある場合のみ、他の媒体も試してみましょう。
リスティング広告の費用対効果は、他の広告媒体(たとえばメルマガ広告など)と比べると高いです。なぜなら、クリックされた分だけ支払えば良いからです。
ただ、リスティング広告の単価は年々高騰しています(新しい分野以外は)。ライバルは増えていく傾向にあるので、単価も高くなっていくのです。1クリック50円だったとしても、来年には100円になっている可能性もあります。
リスティング広告を出稿したことがない場合は、市販の書籍を購入されると良いです。
※こちらも弊社でも代行していますので、必要であればご連絡ください。
以上となります。
1番目の知っている方への告知は「すぐにやるべき集客方法」。
2番目のブログについては、「長期視点な集客方法」。
3番目のリスティング広告については、「短期視点の集客方法」です。
それぞれ意味合いが異なりますが、すべて実行すると良いです。
経営は長期戦です。長期戦のために今や欠かせないのがインターネット上の「ホームページ」です。
そのホームページを見てもらうためにはさまざまな方法がありますが、長期戦ということを考えると「ブログ」が重要なポジションになってきます。
たとえば、InstagramやFacebookで投稿したことは流れる傾向がありますが、ブログに投稿された記事はヒットするようになれば、昔の記事でも検索されて見つけてもらえます。
私のケースでいうと、2年前に書いた記事が今年になって急に1ページ目に浮上し、アクセスが月間数千増えた・・・ということもありました。
対象者のためになる記事を書くことで検索エンジンにヒットしやすくなります。細かなテクニックよりも、「その記事がタメになるか?」という視点のほうが大切です。
ただし。アクセスが単純に増えれば良いわけではないので気をつけてください。アクセスを増やすだけであれば、検索数が多いキーワードを狙っていけばよいからです。
「本業につながるキーワードかどうか」ということもキーワード選定において、欠かせないポイントです。
それでは、できるところから少しずつでも実践してみてください。行動することでアクセスは増えていきます。