- 「リスティング広告を出しているのに、問い合わせが増えない」
- 「LP(ランディングページ)へのアクセスはあるが、個別相談に繋がらない」
- 「申し込まれても、検討違いの顧客ばかりで成約しない」
コンサルティング、スクール、高額SaaSなど、単価の高いサービス(高単価商材)を扱うビジネスにおいて、このような悩みは尽きません。
結論から言います。高単価商材が売れない最大の原因は、「顧客の教育」プロセスが抜けているからです。
見ず知らずの相手に、いきなり高額な契約を迫っていませんか?
この記事では、顧客が自然と「あなたに相談したい」という状態になる「動画×LINE」を活用した集客ファネル(導線)の作り方を解説します。
実際の現場で成果が出ている手法をベースに、具体的かつ実践的なステップをお伝えします。
なぜ高単価商材に「動画ファネル」が必要なのか?
高額なサービスほど、Web上での「信頼構築」が命です。なぜ今、LP単体ではなく「動画」と「LINE」を組み合わせる必要があるのか、その理由を3つ紐解きます。
1. 「いきなり個別相談」のハードルは高すぎる
多くのLPでは、ゴールを「無料個別相談」や「来店予約」に設定しています。
しかし、顧客心理として、よく知らない会社といきなり1対1で話すのは非常にハードルが高い行為です。
- 「強引に売り込まれるのではないか?」
- 「自分のレベルで相談していいのか?」
- 「まだそこまで本気じゃないし…」
こうして、多くの見込み客がLPから離脱してしまいます。ここで必要なのは、「相談の前にワンクッション挟む」ことです。それが「動画の視聴」です。動画を見るだけなら、顧客に心理的負担はありません。
2. テキストより動画が「信頼」と「人柄」を伝える
高単価商材の購入決定要因の多くは「誰から買うか」です。
テキストや静止画だけで、あなたの専門性や人柄を完全に伝えるのは困難です。
一方で動画は、情報量が圧倒的です。話し方、雰囲気、熱量、論理の組み立て方などから、「この人は信頼できそうだ」「このサービスは本物だ」という感覚を短時間で醸成できます。これが「動画による教育」の効果です。
3. 合理的な富裕層こそ「納得」してから動きたい
例えば、経営者などの層をターゲットにする場合、彼らは「感情」だけでなく「合理性・効率」を重視します。
- 「なぜ、このサービスが必要なのか?」
- 「他社と比較して何が違うのか?」
- 「どういうロジックで成果が出るのか?」
これらをLPの長文で読ませるよりも、動画コンテンツとして論理的に提示する方が、彼らの学習欲求を満たし、納得感を生みやすいのです。
【実践手順】売れる「動画×LINE」ファネルの作り方
では、具体的にどのような流れを作ればいいのでしょうか。鉄板のファネル構成は以下の通りです。
【LP】→【LINE登録】→【教育動画(特典)】→【個別相談】
この流れを構築するための3ステップを解説します。
Step1. LPの出口を「LINE登録(もしくはメール)」に絞る
まず、LPのゴール(CTA)を「個別相談」から「LINE登録(またはメール登録)」に変更します。
「相談予約」よりも「情報受け取り」の方が、登録のハードルが圧倒的に低いからです。
ポイント:
- オファーを魅力的にする: 「LINE登録で『〇〇の教科書』動画をプレゼント」など、登録するメリットを明確にします。
- 出口を分散させない: 「電話もできる」「資料請求もできる」「LINEもできる」と選択肢を増やすと、顧客は迷って離脱します。基本は一つに絞りましょう。
Step2. 登録直後に「教育用動画」を渡す
LINE登録のお礼として、すぐに動画を届けます。ここで重要なのは、動画の「中身(テーマ)」と「長さ」です。
- 長さ: 10分〜15分程度(しっかり解説する長さ)
- 内容: ノウハウの切り売りではなく、「顧客の誤解を解く」内容や「プロの視点」を提示する。
【効果的な動画テーマ例】
- 「〇〇(業界の常識)をやると失敗する理由」
- 「プロが教える、失敗しない業者の見極め方」
この動画を見終わった頃には、顧客は「なるほど、この人は本当のことを言っている」と信頼し始めている状態を目指します。
Step3. ステップ配信で「個別相談」へ誘導する
動画を見てもらった後、数回にわたるステップ配信(自動配信メッセージ)で、さらに信頼を高めます。
- 動画の感想を聞くアンケート
- 事例紹介(お客様の声)
- よくある質問への回答
そして最後に、「動画を見て、さらに詳しく自分に合ったプランを知りたい方は、個別相談へどうぞ」と案内します。
この段階で申し込んでくる顧客は、すでに動画で教育され、あなたのファンになっているため、成約率が劇的に高まります。
「認知」と「教育」の動画は全く別物である
よくある間違いが、「YouTubeショートやTikTokのような短い動画」を教育に使ってしまうことです。役割を明確に分けましょう。
| 種類 | 目的 | 長さ | 内容 | 配置場所 |
| ショート動画 | 認知・集客 | 15〜60秒 | インパクト重視、結論のみ、エンタメ要素 | SNS、広告 |
| 長尺動画 | 教育・信頼 | 5分〜20分 | 論理的解説、理由、具体例、人柄 | LINE特典、LP内 |
ファネルの中に組み込むべきは「長尺動画」です。
ショート動画は「知ってもらう」きっかけにはなりますが、高額商品を「買う決断」をさせるには情報量が足りません。
しっかりと腰を据えて語る動画を一本用意することが、成約への近道です。
よくある失敗パターンと対策3選
ファネル構築において、多くの企業が陥る失敗とその対策を紹介します。
1. 動画のクオリティにこだわりすぎて公開できない
「著名YouTuberのような編集をしないといけない」と思い込み、制作が止まってしまうケースです。
【対策】
BtoBや高単価商材の場合、過度なエンタメ編集は不要です。重要なのは「中身」と「音声の聞き取りやすさ」です。
スマホ撮影やZoomの録画でも、話している内容が顧客の課題解決に繋がっていれば十分機能します。まずは「60点」で公開し、反応を見ましょう。
2. ターゲットに刺さらない「誰にでもいい」訴求
「誰でも歓迎!」というスタンスは、高額商品では逆効果です。「自分のためのサービスだ」と思ってもらえません。
【対策】
LPや動画の冒頭で、「〇〇な人のための」と強く絞り込みましょう。
例えば、「売上を上げたい人」よりも「Google広告を出稿しているけれど反応が悪い方へ」と言い切ることで、ターゲット層には強烈に刺さります。問いかけ型のコピー(「〇〇でお悩みではありませんか?」)も有効です。
3. データを計測せず「感覚」で判断している
「なんとなく問い合わせが減った」「動画が見られていない気がする」といった感覚での運用は危険です。
【対策】
オンラインマーケティングの利点はすべて数値化できることです。
- LPの登録率(CVR)
- LINE登録後の動画再生率
- 動画視聴後の相談申込率
これらを計測し、「どこで離脱しているか」を特定しましょう。ボトルネックが見つかれば、そこだけを修正(ABテスト)することで、成果は確実に改善します。
高単価集客ファネル構築チェックリスト
最後に、これから仕組みを作る方のためのチェックリストをまとめました。
- ターゲット設定:誰のどんな悩みを解決するか言語化できているか?
- LP(入り口):出口は「LINE登録」など1つに絞られているか?
- 特典動画:ターゲットが「知りたい!」と思うテーマ(10分程度)になっているか?
- ステップ配信:動画視聴を促し、相談へ誘導するシナリオが組まれているか?
- 計測環境:どこの広告/媒体から登録があったか分かるようになっているか?
高単価商材の販売は、もはや「営業力」だけの勝負ではありません。
「顧客が自ら買いたくなる仕組み(ファネル)」をWeb上に持てるかどうかが、安定収益の鍵を握ります。
まずは、「たった1本の教育動画」を撮ることから始めてみませんか?
「勝ちパターン」となる集客ファネルを一緒に設計しませんか?
「広告費をかけても成果が出ない」「高単価商品が売れない」とお悩みの方へ。
私たちは、貴社の強みを言語化し、成約率の高いLPの構築を支援します。まずはご相談ください。現状の課題を整理しましょう。

