こんにちは、コピーライティング専門会社・ワードメーカー株式会社の狩生です。
今回の件、一言でいうと?
「Gmailが、あなたの代わりに他のメールボックスまで手紙を取りに行ってくれるサービス」が終了します。
これまでは、Gmailという「秘書」が、別の場所にあるメールボックス(仕事用や個人サイト用のメールなど)までわざわざ出向いて、郵便物を回収してきてくれていました。
しかし、Googleが「2026年からは、もう回収には行きません」と宣言した、というのが今回のニュースです。POP終了といいます。
POP終了で何が変わるの?
今まで(2025年まで)
Gmail側で設定をしておくと、Gmailが定期的に他のメールアドレスのポストを見に行き、中身を回収してGmailの画面に表示してくれていました。
Gmail:「おーい、あっちのメールアドレスに新しい手紙来てる? あったら回収してくるね!」
あなた:「助かる!Gmailの画面だけ見てればいいから楽だなぁ」
これから(2026年から)
この「回収してくれる機能」がなくなります。
そのため、何もしないと「他のメールアドレスには手紙が届いているのに、Gmailの画面には表示されない(気づかない)」という状態になってしまいます。
どうすればいいの?(解決策・対策)
一番かんたんな解決策は、「転送(てんそう)」を使うことです。
「取りに来てもらう」のではなく、「向こうから送ってもらう」ように設定を変えます。
解決策: その「他のメールアドレス」の設定画面(契約しているサーバーなど)で、「メールが届いたら、自動で私のGmail宛に転送してね」と設定します。
こうすれば、Gmailが取りに行かなくても、勝手に手紙がGmailに届くようになるので、今までと同じようにGmailの画面だけで全てのメールを管理できます。
どんな人が対象になるの?
そもそもこの対象になっているかどうかもわからない・・・という人も多いかもしれません。
そんなときは以下の設定を見てください。
※歯車の「設定」のあとは「すべての設定を表示」をクリック

ここに設定しているものがあれば、対象者です。
まとめ:今やるべきアクション
もしあなたが、「会社のメール」や「独自ドメインのメール」などをGmailの画面で受信しているなら、2025年中に以下の切り替えを行ってください。
- そのメールアドレスを発行しているサービスの管理画面にログインする。
- 「自動転送」の設定を探す。
- 転送先に、いつものGmailアドレスを登録する。
これだけで、2026年以降も問題なく使えます。

