だいぶ昔に制作したホームページのお客様から、1日のうちで3社も久しぶりにご相談をいただきました。
3社ともそれぞれ時期は異なりますが、10年以上前に制作させていただいたお客様です。長い方だと15年ぐらい経っています。
久しぶりにご連絡いただくことはありますが、3社も1日のうちにご連絡いただくことはこれまで無かったので、なにか特別な縁を感じています。
ちょうどリニューアルなどを考える時期だったのかもしれません。
しかも、事業の方向性に関わるご相談でした。
10年以上前のまだ拡大路線のときから、ある程度落ち着き、小さくても良いから継続して続けていくためにホームページに変えていきたいというご相談でした。
自分のやりたいようにやっていきたい…というご相談です。
もちろんそれは「自分勝手に」ということではなく、お客様のことを考えると、目の届く範囲でやりたいという戦略的にも正しいやり方です。
お客様のことを想っての決断というのは素晴らしいことですね。
どうしても売上を追いかけてしまうと、そういう考え方はできなくなりますから…
戦略という視点で考えると、市場は常に変わっているので、移りゆく市場の変化に対応することがとても大切です。
その変化に対応するためにも、自分の力量以上に広げすぎないことが欠かせません。力量というと抽象的になりますが、わかりやすくいうと経営資源です。
経営資源以上のことに手を出してしまうと、ただただ忙しくなってしまいますので、そのような状況を避けるためにも、市場のカバー範囲をちゃんと決めておくと良いですね。
個人的には、小粒だけどピリッと辛いみたいな事業がいいのかなぁと考えています。
小さくても影響力があるような経営です。
そんなことに思い至った一日でした。