こんにちは、コピーライティング専門会社・ワードメーカー株式会社の狩生です。
SendGrid使ってますか?
私は使っています。
SendGridはメルマガ配信者にとってはほぼ必須のツールとなっています。なぜなら、メールが到着しやすいからです。
最近は特にメルマガが届きにくくなっていますから、SendGridを使った配信がより重要性をおびるようになりました。
ただ…
各種料金プラン変更されることに
まず、料金プランが変更されます。
一部通数が変わるプランもありますが、全体的には値上げですね。
私も有料プランを利用していますが、値上げされてしまうのは残念です。ただ、一部追加される機能もあるようです。
これまで、弊社にて提供しておりますSendGridアカウントは、米国SendGridと直接契約したものとプラン体系が異なり、また、一部機能が利用できないという制限がございました。
それらの制限を解消し、より快適で質の高いサービスをご利用いただくため、2024年4月1日より直接契約と同等の機能がご利用いただける新プランへの移行および価格の改定を実施いたします。
Freeプランが1ヶ月1万2,000通から1日100通へ
こちらのほうが影響度が大きいかもしれません。
私のお客さんでもFreeプランを使っている方もいます。
月間1万2,000通というのはかなり魅力的で、太っ腹なプランだったんですよね。
そういう意味でいうと、1日100通制限(月間最大3,000通)というのもうなずけます。
1日100通となると、メルマガをしている人ならすぐに達すると思いますので、そういう人は、有料プランへ移行してください。
今まで無料だったことがありがたかった…と思っていただいたほうが良さそうです。
通常のメールのやり取りでも100通行く方もいらっしゃるかもしれないですね。
無料プランから有料プランへの移行
SendGridの管理画面から行うことができます。
新機能について
追加される機能がPDFにまとまっていたので、リストアップしてみます。
Email Activity Feed
送信したメールの状況を把握するのに便利なActivity機能が刷新され、「複数の条件を指定してイベントが検索できる機能」や「CSV形式でデータをダウンロードする機能」を利用することができます。
Additional Email Activity History
新しいActivity機能のイベントの保存期間を30日間に延長するアドオンです。
Email Content Testing
Dynamic Templateを使ったメール送信の前に、さまざまなメールプロバイダやデバイスでのレンダリング、スパムフィルタでの判定を検証(テスト)することができます。
Email Address Validation API
宛先メールアドレスが有効なものであるか、メールを送信する前に検証(テスト)することができます。また、検証結果を専用のダッシュボードで確認したり、CSV形式でデータをダウンロードすることができます。(機能の特徴については、こちらも併せてご確認ください)
Single Sign-On
SAML 2.0を使用してTwilio SendGridのユーザ認証をIdP(OktaやMicrosoft Azure ActiveDirectoryなど)と統合することができます。
最後に
Gmail新ガイドラインなど、これからどんどんメールは届きにくくなります。
だからこそ、SPF・DKIMなどの設定が必要になるのですが、それだけではなく、SendGridを使った送信もまだ使っていない人は検討してみてください。
弊社で提供しているオートマーケでは、SendGridとの連携ができます。